失業保険、数十億円過少給付 厚生労働省のデータ改ざん不正! 

現在就活中のロディと申します。双極性障害ですがブログ書いてます

厚生労働省の不正がまた発覚しました!

賃金や労働時間の動向を把握する『毎月勤労統計調査』が不適切であり、失業保険(雇用保険)が過少給付されていたことが判明しました!

不適切調査は2004年から15年間も引き継がれていたことがわかりました。

報道機関では不適切調査と発表されておりますが、これはタイトルにもありますが『不正』です。

『不正』の理由

『毎月労働勤労統計調査』のデータを正しく装うための【改変ソフト】を作成していました。

厚生労働省は『毎月労働勤労統計調査』 について全数調査が必要な対象事業所の一部を調査していませんでした。

東京都内では全数調査の対象が約1400事業所ありましたが、実際には3分の1程度しか調査していませんでした。

さらに悪質なのが、全数調査したように見せかけるため、統計上の処理が自動的に行われるようプログラミングされたソフトも作成されていました。

事務的な処理ミスならばあり得ることだと思いますが、データ改変プログラムを作成・運用していたとなると犯罪に近い事件だと思います。

毎月勤労統計の調査結果の利用例

雇用保険の失業給付額の算定

労働災害の休業補償額の算定

最低賃金を議論する審議会の参考資料

内閣府の月例経済報告にデータ掲載

内閣府の景気動向指数の一部

人事院勧告の基礎資料

など他にもありますが、日本の主要なデータの一つであります。

失業給付金への影響

失業給付では『基本手当日額』の最高額や最低額を決める指標としてもちいられ、年度の平均給与額の変動に応じ、変更される。

調査結果の修正で数値が上振れすれば、過少支給分を補填する必要に迫られる。

2004年から15年間の調査が正しくでき、個人別に補填できるのかは今後の調査結果を待つしかありません。

政府の徹底的な調査を望みます。